感情について
というほどの内容ではないが。
僕は感情ってあてにならないものだと思っている。
会社でミスして怒られて落ち込んだり、見ず知らずの場所に身を置くことになり不安になったり、人を一つの出来事で好きになったら嫌いになったり。
要は、ある出来事によってほんの一時揺れ動かされる感情のことだ。
その一時的に引き起こされた感情に引っ張られて行動を起こすと、大抵後になって尾を引いたり、後悔するようなことになりかねない気がする。
気の迷いというやつか。
例えば上司に怒られてひどく落ち込み、その落ち込んでしまった感情によって自分が使えない人間のような気持ちが引き起こされ、その行為がいけなかっただけなはずが、人間性を否定してしまい、必要以上に自分を悪く思ってしまうことがないだろうか。
気分が落ち込んでいたり、高まっていたりすると、その出来事や事実以上のリアクション、行動を起こしてしまいがちになる。
後になって考えてみると、なんてことなかったり、とんでもない思い違いだったということにもなりかねない。
感情とは天気のように変わりやすいものなのだ。
フィーリングやインスパイアとういうのはあると思うが、何かを決断するにあたっては、感情に左右されない状態の時が賢明であると思う。